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生体認証(バイオメトリクス)機能を使ったATMが都銀で出揃ってきましたが利便性からは各銀行の相互利用ができまないという点が不便でした。
銀行間の生体認証ATMが相互開放できる見通しとのこと。
相互利用ができるのは、現在の磁気カード同様で便利になります。

生体認証とは?
 セキュリティ強化を目的に指紋や静脈,筆跡など生体の情報や動作を用いて個人を識別する。

認証方式ちがい
「指」認証方式を採用する主な銀行:
 →りそな銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、
  日本郵政公社、横浜銀行、千葉銀行
「手のひら」認証方式を採用する主な銀行:
 →三菱東京UFJ銀行、JAバンク


メガバンクや地方銀行など金融界は生体認証対応型ATMの相互利用を5月から始める。
「指」認証方式を採用しているりそな、みずほ、三井住友の大手3行は6日から互いのATMを使って出入金ができるようにする。「手のひら」認証の一部地銀も相互利用を開始する。
 これまで自行内での利用しかできなかったが、「指」と「手のひら」のそれぞれの陣営で相互利用を開放。安全性に優れた生体認証カードの使い勝手を良くして普及を促す。銀行界は相互開放のシステム対応についてゴールデンウィーク中に準備を終える計画だ。
 「指」陣営では、千葉銀行など地銀のほか、郵便局もATMの相互開放に加わる。
一方、「手のひら」陣営の中核である三菱東京UFJ銀行は陣営内での相互開放には当面、参加しない。同行は2006年の合併後のシステム統合作業を優先するためだ。
(4月23日/日本経済新聞)
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